四十代オッサンの子育て日記

四十代のオッサンです。 自営業のため、子供と接する時間が長い分 幸せと苦労を噛みしめながら生きています。 学習のこと、遊びのことなど日々の事をマイペースに残していこうと思っています。

東京での子育てを決意した理由

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お盆が近付いて、「孫を連れて帰省しろ」と言われる機会が増えるこの時期、田舎も悪くないとは思うし、自分の故郷はもちろん好きだが、イマイチ帰省に乗り気になれない自分がいる。

両親との関係

両親に対しては、どちらかというと負の感情よりは感謝のほうが大きい。

ただ、自分が子供だった頃に言われ続けた
「他所の◯◯君は△▲が出来るのに、お前はダメだ!」
(当時はこのような躾が普通だったらしい…まぁ躾って何だよって話だが)
これが、四十過ぎた今でもトラウマなのだ。

子供が生まれて初の帰省

もちろん親は大喜び。
孫に対してはデレデレ。
…しかし、その孫の親(わたし)に対しては相変わらず、
「お前はダメだ、親失格だ」
何があったわけでもない、口癖のように出てくる、何のありがたみもない躾という名の悪口。

これは自分と息子との関係を歪められかねないと思い、地元を敬遠するように。

 二度目の帰省


それから数年後、息子との旅行も兼ねて久々に地元に戻った。
以前の事を少しは考えてくれたらしく、無意味な悪口は影を潜めていた。

…が、自分と息子そして親父の三人で散歩していたときの事、わたしの数少ない親友と呼べる幼馴染みに偶然会った。
軽く挨拶をして別れたその直後、
「お前の友達の□◆は、挨拶も出来ないって×◇さんが言ってたぞ」

地元だけの事なのか全ての田舎がそうなのかは分からないが、やたら噂話(主に悪い噂)が本当に多い。

話題も少なく暇なんだと思うが、聞かされる側は気分が悪い。

ただでさえ狭い世間の中、伝聞で悪評を広められるのは勘弁してほしい。
そんな事もあり、意地でも地元での子育てはしないと決意した。

 

 

そして現在


今の環境といえば、人同士の距離感は程よく保たれた上で、マンションのオーナーは息子の事を孫のように可愛がってくれたり、商店街の八百屋に行けば店員さんが顔を覚えて話しかけてくれたり、大変居心地が良い。

更に、交通の弁も良いし、図書館や博物館も多く学校もキレイ。
息子が自立するまでは都会で生きていこうと決めた。

 

 

でも結局


地元も両親も友達も好きなことに変わりはない。

会わない間にも両親は年老いて、その間の孫の成長は直接見ることが出来ない。
年に数回、帰省の話題があがるたび、複雑な思いが胸をよぎる。

 



 

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